「世界遺産検定」文化の多様性編

こんにちは。みやです。

世界遺産検定を受けようと思っているので、勉強するついでにまとめていきたいと思います。

 

バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥ哲学 トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」

バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック ...

登録年2012年  登録基準ⅱ、ⅲ、ⅴ、ⅵ

バリの土着の信仰やヒンドゥー教、インド教などが習合した、バリ・ヒンドゥーの哲学であるトリ・ヒタ・カラナに基づく5つの棚田の景観や灌漑施設、水利システム「スバック」を司る寺院などが登録されています。

トリ・ヒタ・カラナは、神と人、自然の調和をもたらす宇宙観を反映した概念で、それが人々の生活や労働・環境設計などに影響しています。

「スバック」とは、寺院に集められた水を分け合う水利システムで9世紀ごろから継承されてきました。

現在は、世界遺産登録をきっかけとする観光客の増加などの社会変化のために、棚田の景観保護が課題となっています。

 

バンディアガラの断崖

バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)|マリ|世界遺産オンラインガイド

登録年1989年  登録基準ⅴ、ⅵ

二ジュール川流域に位置するバンディアガラには、標高差が500mもある断崖が約200㎞にもわたってつづきます。

15世紀初頭から西アフリカの奴隷狩りやイスラム化から逃れたドゴン族がこの地に移り住み、独特な集落を形成していきました。

集落は、頭を北に向けて横たわる人間に見立てて家屋が配置されています。この配置は、「アンマ」という神を信仰するドゴン族の神話に由来し、北端には「トグナ」と呼ばれる集会所があります。

 

パパハナウモクアケア

パパハナウモクアケア | 世界遺産プラス | 世界遺産をもっと楽しむため ...

登録年2010年  登録基準ⅲ、ⅵ、ⅷ、ⅸ、ⅹ

ハワイ諸島の北西250~193㎞に広がる広大な線上の範囲に連なる北西ハワイ諸島の島々と環礁の集合体である「パパハナウモクアケア」は、世界最大級の海洋保護区で多様な生態系がみられます。

二ホアマクマナマナという島には考古学的に重要な西北化以前の定住跡が残ります。

 

大ジンバブエ遺跡

グレート・ジンバブエとビクトリア大瀑布|西遊旅行の添乗員同行ツアー ...

登録年1986年  登録基準ⅰ、ⅲ、ⅵ

ジンバブエ高原の南端にある、ショナ族が11~15世紀に築いた都市遺跡で、「アクロポリス」と「神殿」、「谷の遺跡」からなります。

丘の上の「アクロポリス」は王の都市であったと考えられており、石壁で楕円形に囲まれた「神殿」は、円錐形の塔を挟んで祭祀の空間と生活の空間に分けられていました。

「谷の遺跡」には、高度な技術で築かれた石の住居が並んでいます。

 

マサダ国立公園

マサダ国立公園 クチコミ・アクセス・営業時間|死海周辺(イスラエル側 ...

登録年2018年   登録基準ⅲ、ⅳ、ⅴ

死海西岸に位置するマサダには、紀元前1世紀にユダヤ王国のヘロデ王が築いた冬の離宮兼要塞の跡が残ります。

1世紀、ローマ軍に首都エルサレムを奪われた約1000人のユダヤ人がこの地で籠城して2年以上も抵抗したが陥落し、集団自決を遂げました。この悲劇のために、マサダはユダヤ人の結束のシンボルとなっている。

 

ティムリカ・オヒンガの考古遺跡

ティムリカ・オヒンガの考古遺跡 / ケニア 【旅行提案サービスTAVITT ...

登録年2018年   登録基準ⅲ、ⅳ、ⅴ

ケニア西部のヴィクトリア湖に近い都市ミゴリの北西にあるティムリカ・オヒンガは16世紀に築かれたと考えられている石垣に囲まれた集落跡です。

集落を意味する「オヒンガ」は、集落の住民や家畜を守る砦の役割を果たすと同時に、種族間の社会的なつながりや関係性を明らかにするものでした。

 

ナン・マトール:ミクロネシア東部の儀礼的中心地

せかけんクイズ No.222 – 世界遺産検定

登録年2016年/2016年危機遺産登録  登録基準ⅰ、ⅲ、ⅳ、ⅵ

ナン・マトール遺跡は、ミクロネシア連邦のポンペイ島南東岸に浮かぶ100以上の人工島からなります。

サウデルール朝の儀礼の中心地として、1200~1500年頃に石造りの宮殿や寺院、墓地、住居が築かれた。

マングローブの繁茂や構築物の損傷度合いの大きさなどから、世界遺産登録と同時に危機遺産リストにも記載されました。

 

カスビのブガンダ王国の王墓

カスビのブガンダ王国歴代国王の墓 | 世界遺産プラス | 世界遺産を ...

登録年2001年/2010年危機遺産登録  登録基準ⅰ、ⅲ、ⅳ、ⅵ

ウガンダ中南部カンパラ市内のカスビの丘には、ブガンダ王国の歴代の王の墓所が残ります。

中央の丘の上には1882年に王宮として建てられ、1884年の王の死後からは王墓として使用された王宮跡があります。

4名の王が葬られたドーム型のムジブ・アザーラ・ムバンガは、木材やワラ、アシ・土壁による自然素材建築の傑作です。

2010年3月に原因不明の家事でその大部分が焼失し、危機遺産リストに記載されました。

 

首長ロイ・カムの旧所領

実在した伝説の英雄「ロイ・マタ首長」の領地を訪れて

登録年2008年  登録基準ⅲ、ⅴ、ⅵ

南太平洋の3つの島々にまたがる首長ロイ・マタゆかりの史跡群とその伝統に結び付いた景観です。

ロイ・マタは17世紀初頭の伝統的な首長で、諸部族を平和的に統一し社会変革を実行したとされ、今もバヌアツの人々の精神的な支柱となっています。

ロイ・マタの住居跡、臨終の地と伝わるフェルズ洞窟、埋葬されたアルトク島などの遺跡が世界遺産にに登録されています。

 

シングヴェトリル国立公園

シンクヴェトリル国立公園|アイスランド 世界遺産|阪急交通社

登録年2004年   登録基準ⅲ、ⅵ

アイスランドの首都レイキャヴィークから北東約50㎞に位置する「シングヴェトリル公園」は、アルシング(全島集会)の遺構と豊かな自然環境がともにみられる文化的景観でアイルランドの国家的な聖地です。

930年、アイスランド各地の入植者の代表はこの地に集まり、初めてアルシングを開催して共通の法律や規則を定めました。そのため、アルシングは「世界最古の議会」とされる民主的議会です。

アイスランドの統合を象徴するこの地では、1944年にアイスランド共和国樹立の宣言も行われています。

法議長が演説を行った「法律の岩」、芝と岩でつくられた仕切り席、18~19世紀の農耕遺跡、伝統的集落の跡など、数々の遺構がかつてのまま残されています。

この一帯には活発な火山帯が広がり、世界で2カ所にしか存在しないギャオと呼ばれる大陸プレートの裂け目が見られる場所としても知られています。

この公園からグトルフォスの滝までのエリアには、水蒸気や熱気を噴出するゲイシールが多く、地球生成の歴史を見ることができます。

 

麗江の旧市街

世界文化遺産・麗江古城の魅力 STWと中国観光局と雲南省観光局のタイ ...

登録年1997年/2012年範囲変更  登録基準ⅱ、ⅳ、ⅴ

中国南西部、雲南省にある麗江は12世紀の宋代末に中国の少数民族である納西族によって築かれた都市です。

交通の要衝に配置し、中国国内や近隣諸国から多くの漢族やチベット族が訪れました。

納西族はそうした他民族との交流の中でさまざまな文化を吸収し、旧市街に残る壁画や東巴文字に代表される独自の文化を育んでいきました。

麗江の特長である縦横に張り巡らされた水路は、街全体に生活用水を行きわたらせ、街を浄化するシステムとして機能していました。

 

ホローケーの伝統的集落

ハンガリーで最も美しい村、世界遺産ホローケーの古村落とその周辺地域 ...

登録年1987年  登録基準ⅴ

ハンガリー北西部の山岳地帯にあるホローケーには、19世紀以前の様子を伝える伝統的な木造家屋が立ち並びます。

この地域には、泥とわらを混ぜた壁に石灰を塗って仕上げられた「パローツ様式」と呼ばれる独特の木造家屋が軒を連ねています。

パローツとは、この地域に古くからう住んだ住民の名称で、中世にカスピ海浴岸から移住してきたトルコ系クマン人と関係があるといわれています。

 

ラパ・ニュイ国立公園

ラパ・ヌイ国立公園|チリ|世界遺産オンラインガイド

登録年1995年  登録基準ⅰ、ⅲ、ⅴ

チリの西約3700㎞沖に位置する「ラパ・ニュイ国立公園」には、凝灰岩を削ってつくられたモアイ像約900体が残っています。ラパ・ニュイとは、先住民族の言葉で「輝ける偉大な島」という意味があります。

この地で初めてモアイをつくったのはポリネシアに起源をもつ長耳族で、4世紀頃から制作がはじまったとされています。

16世紀頃には、人口増などによる食糧難から部族間で争いが起こり、互いに相手のモアイを倒す「フリ・モアイ」が行われました。

 

オルホン渓谷の文化的景観

オルホン渓谷の文化的景観の歴史をやさしく解説! | tabiyori どんな時 ...

登録年2004年   登録基準ⅱ、ⅲ、ⅳ

モンゴル高原を流れるオルホン川流域には、トルコ系民族とされる突厥が6~7世紀に築いた遺跡やウイグル王国の都カラ・バラガスン遺跡、チンギス・ハンがうちたてたモンゴル王国の首都カラコラムなど多数の考古遺跡が点在しています。

8世紀建立のホショー・ツァイダム遺跡からは、オルホン碑文が発見されました。

東アジアでは漢字を除いて日本の「かな」と並ぶ古い歴史をもち文学史科として貴重なものになっています。